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心中天の網島

心中天の網島
 この映画を見たのは20歳ぐらいの頃だったか。友人と3人ぐらいで、大阪梅田まで見に行ったように思う。

 近松の浄瑠璃は、いくつか原作で読んでいて、それなりのイメージをもっていたので、少し期待をもっていた。人形浄瑠璃は見たことがなかったが、古典文学全集で古文だけを何度も読んでいた。現代訳はあえて読まず、古語辞典もひかず、ただ、音読していた。どちらかといえば曽根崎心中のほうが、大阪の橋の名前がたくさんでてきて好きだった。私は、大阪生まれなので、昔の大阪の姿にはとても興味があるのだ。

 映像の濃淡が鮮やかだったように覚えている。とくに、建物の格子が印象に残っているが、そのような映像が特に好きな訳ではない。むしろこれは大阪と言うより、民芸趣味の京都ではないかなとさえ思った。しかし、あのような濃淡のはっきりした写真を撮ってみたいと思い、父の旧式のカメラに白黒フィルムを入れて(当時カラーはまだ高かった)、シャッター速度や絞りをいろいろ変えたり、黄色のフィルターをつけてみたりして暫くは没頭していた。挙げ句の果ては、現像セットまで買ってきたが、実際に使ったのはフィルム2、3本だけだった。

 その他に覚えていることは、あの強烈な(当時の私はそう思った)ベッドシーンいや、布団シーン?むしろシーン?。 原作では、あんなにがばっとかぶりつかないぞと、思った。そんなことちっとも書いてないのに!と。

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Sound of Music サウンド・オブ・ミュージック(1965)

Sound of Music サウンド・オブ・ミュージック(1965)

 この映画は、高校生の頃だったか、6歳下の妹をつれて、神戸三宮の映画館に見に行った。そんな兄弟思いのことは、これっきり。もう、何十年も前のこと。

 あらすじはほとんど忘れてしまった。ただ、ナチスかなにかに追われて、アルプス越えをすること、たくさんの子供がいる家の家庭教師としてやとわれたマリアが、その一家の冷えて閉ざされた心を開いていくこと(?そうだっけ?)ぐらい。

 でも、歌は生き生きとしていた。それまで、クラシック一辺倒だった私の心も、「エーデルワイス」で咲いてしまった。
 日本語でしか聞いたことの無かった「ドレミファソラシド」の発音も、英語だとこうなるのだと、初めて知った。
 その後、楽器屋さんで楽譜を見つけたときは、うれしかった。

マリア  ジュリー・アンドリューズ Julie Andrews
監督  ロバート・ワイズ Robert Wise
音楽は ロジャースとハマースタインのコンビ Rodgers & Hammerstein

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Modern Times モダン・タイムス(1938) USA

Modern Times モダン・タイムス(1938) USA

 私にとって、特に印象の強い映画だ。小学校にあがる前に、大阪梅田の映画館に、父に連れられて見に行った。もう、半世紀も前のことだ。そのころは、旭区にすんでいた。城北公園のそばだった。食事のときに、映画の真似をしつこくして、母にしかられた思い出がある。でも、ほんとうに、ほんとうに、おかしかった。いろんな場面が今でも目に浮かぶのだが、それは、学生の頃再見したからかもしれない。

 チャップリンの映画は、このように幼い頃にいろいろ見ているものだから、内容がごちゃごちゃになっている。「独裁者」も、多分同時に見たと思う。

 工場で働いていたチャーリーが、だんだん変になってきて、たしか、オートメーションの機械のなかに入ってしまいながら、働いているとか、そんな内容ではなかっただろうか。ちがったかな。ぜんぜん違っていたりして。まあ、いいや。そんなこと、他のホームページを見たらすぐわかる。

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The Great Dictator チャップリンの独裁者 (1940) USA

The Great Dictator チャップリンの独裁者 (1940) USA

 この映画は、「モダン・タイムス」と共に、小学校入学前、約半世紀前に大阪梅田のどこかの映画館で父と共に見たものだ。ハンガリア狂詩曲にあわせて髭剃りをする散髪屋さんのシーン、ヒットラーのような独裁者の替え玉になり、ムッソリーニらしき外国の独裁者と握手をしようとしながら、手が合わないシーンに大いに笑い、家に帰ってからも何度も何度もマネをした。
 小学生になってから、音楽の先生がこのブラームスの曲のレコードをかけたとき、つい握手のシーンを思い出して、いちびってしまったこともある。
 ムッソリーニという名前をそのころ知っていたのは、母が女学生のとき学校の遠足でどこかへいったら、ムッソリーニの一行もきていて、そのとき代表で挨拶し、その記念にムッソリーニのメダルを貰ったと言う話を聞かされていたから。(そのメダルは、当時の学校の先生にだまし取られてしまったそうだ。だから、私は見たことが無い。また、母は、決してファシストではない。)

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ひまわり  I GIRASOLI SUNFLOWER  (1970)

ひまわり  I GIRASOLI SUNFLOWER  (1970)

 車窓の平原一面に咲くひまわりの花は、美しいけれど、どこか寒く寂しかった。戦争に行ったまま帰ってこない夫を探しにでかけた女性。ほとんど言葉がなく、美しい旋律だけの作品だったように覚えているが、違っただろうか。結局、他の女性と結婚した夫を見つけ出すが、その後のことは覚えていない。なにかぷつっと切れて、夢からさめたようなそんな感触が残っている。(これも、的外れかもしれない。)
 音楽はヘンリー・マンシーニ。名曲。

 映画を見終わった後、どこかでこの映画のことを「女性映画」と書いてあるのを見た。女性しか見てはいけなかったのかなと、思った。映画館は、神戸三宮のどこか。記憶の中では、高校生のときに見たことになっているが、それでは公開年が合わない。大学生のときに一人で見に行ったのだろう。

 この映画をテレビで放映されたら見るだろうか。いや、きっと見ないと思う。

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